目次
管理者の方へ
- Balus内の階層構造について
- グループでの権限
- ワークスペースでの権限
Balusの利用方法
- はじめてBalusを利用する
1.グループへのログイン方法を設定する
2.グループメンバーを招待する
3.グループメンバーのロールを変更する
4.新規ワークスペースを作成する
5.ワークスペースメンバーを追加する
6.ワークスペースメンバーのロールを変更する
- メンバーを削除する
1.ワークスペースメンバーを削除する
2.グループメンバーを削除する
- 外部の人に共有する
1.ビューモデルを共有する
2.ワークスペースを公開する
ゲストユーザについて
- ゲストユーザの概要
- ゲストユーザができること/できないこと
- ゲストユーザの設定方法
メンバーへの案内
- KATA MAP
- イベントページ
管理者の方へ
本記事は、Balusの利用を始める上で、管理者として利用できる機能やその利用方法について説明します。
Balus内の階層構造について
Balus内には、契約ごとに作られる「グループ」という構造と、チームや作業の場となる「ワークスペース」という構造があります。Balusのユーザは、必ず一つのグループに所属することになります。グループ内には複数のワークスペースを作ることができ、ワークスペースごとにグループのメンバーが所属します。Balusでは、この階層構造を利用して権限管理を行います。
グループでの権限
グループに所属するメンバーは、「管理者」「メンバー」「ゲスト」のいずれかのロールが割り当てられます。グループで管理者とメンバー、ゲストの権限は下記の通りです。
管理者 |
メンバー |
ゲスト |
|
グループの編集 |
○ |
× |
× |
グループメンバーの編集 |
○ |
× |
× |
新規ワークスペースの作成 |
○ |
× |
× |
ワークスペースでの権限
ワークスペースに所属するメンバーには、「管理者」「編集者」「閲覧者」のいずれかのロールを割り当てることができます。これらのロールは、所属するグループのロール(「管理者」「メンバー」「ゲスト」)にかかわらず設定可能ですが、一部制限があります。
具体的には、グループロールが「ゲスト」の場合は、「管理者」ロールを割り当てることはできません。
この制限を除けば、ワークスペースおよびその配下のビューモデルにおける権限は、グループロールとは独立しており、個別に設定されます。
なお、「管理者」「編集者」「閲覧者」それぞれのロールによる権限の違いについては、以下をご参照ください。
管理者 |
編集者 |
閲覧者 |
|
ワークスペースの編集 |
○ |
× |
× |
ワークスペースメンバーの編集 |
○ |
× |
× |
ワークスペースの公開 |
○ |
× |
× |
ワークスペース内のビューモデルを公開できる権限の付与 |
○ |
× |
× |
新規ビューモデルの作成 |
○ |
○ |
× |
新規フォルダの作成 |
○ |
○ |
× |
ビューモデルの編集 |
○ |
○ |
× |
ビューモデルのURL共有 |
○ |
○ |
× |
ビューモデルの閲覧 |
○ |
○ |
○ |
ビューモデルのコピー |
○ |
○ |
○ |
Balusの利用方法
はじめてBalusを利用する
はじめてBalusを利用する際に、管理者が行うことについて説明します。
1.グループへのログイン方法を設定する
グループの画面で「グループ管理画面」をクリックします。
グループ管理画面で新規ユーザ登録時に利用可能なログイン方法を選択し、「保存」(または「更新する」)ボタンをクリックすると、選択したログイン方法を使ってグループへログインするように指定することができます。
グループメンバーのログイン方法を限定したい場合は、グループメンバーを招待する前に設定してください。Googleアカウントを利用する場合、現在の仕様では当該グループの招待URLを知っている場合、指定したドメインのGoogleアカウント以外でもアカウント作成ができてしまうためご注意ください。
2. グループメンバーを招待する
グループ管理画面で招待タブが選択状態になっていることを確認して、送付先メールアドレスをクリックします。送付先に招待するメンバーのメールアドレスを入力して、付与するグループのロール(「管理者」「メンバー」「ゲスト」)を選択します。送付先には一度に複数のメールアドレスを入力することもできます。必要に応じてメッセージを入力して「招待を送信」ボタンをクリックすると、送付先に入力したメールアドレス宛に招待URLが記載された招待メールが送信されます。
招待メールは balus-support@levii.co.jp から届きます。招待の有効期限は7日間です。有効期限が切れてしまった場合は再度招待ください。
ログインについて詳しくは こちらの記事 をご覧ください。
⚠️ アカウントがロックされた際の解除方法について不正利用防止のため、連続して一定回数パスワードでのログインに失敗すると、アカウントがロックされます。アカウントがロックされた場合は、こちらの記事の手順 でパスワードの再設定を行なってください。 |
3. グループメンバーのロールを変更する
グループ管理画面でメンバータブが選択状態になっていることを確認して、グループメンバーの右側に表示されているロールを選択します。選択後は、自動で保存され設定が反映されます。
4. 新規ワークスペースを作成する
グループの画面で「新規ワークスペース」ボタンをクリックします。ワークスペース名を入力し、権限をを選択し、「保存」ボタンをクリックすると新規ワークスペースが作成されます(※)。
※ ワークスペース権限には、「プライベートワークスペース」と「グループ内公開ワークスペース」があります。詳しくはこちらをご覧ください。
プライベートワークスペースの作成時には、ワークスペースのメンバーは自動では追加されません。新規ワークスペースを作成するごとにワークスペースメンバーを追加する必要があります。
なお、グループの画面のワークスペース一覧はワークスペース名順(昇順)で並びます。ワークスペースが多い場合、ワークスペース名で検索すると、目的のワークスペースを素早く見つけることができます。
5. ワークスペースメンバーを追加する
ワークスペースメンバーはグループメンバーから追加できます。ワークスペースに新規メンバーを追加したい場合は、まずはグループメンバーに招待する必要があり、ワークスペースに直接招待することはできません。ワークスペースの画面でメンバーの設定アイコンをクリックし、「メンバーを追加」ボタンをクリックします。
グループメンバーの一覧が表示されるので、ワークスペースに追加したいメンバーと、ワークスペース内のロールを選択します。
「追加」ボタンをクリックすると、選択したメンバーが選択したワークスペースロールでワークスペースメンバーとして追加されます。
6. ワークスペースメンバーのロールを変更する
ワークスペースの画面でメンバーの設定アイコンをクリックします。ワークスペースメンバーの一覧が表示されるので、ワークスペースメンバーの右側のロールを選択します。選択後は、自動で保存され設定が反映されます。
メンバーを削除する
プロジェクトから離れたり退職するメンバーが出た際に、ワークスペースやグループからメンバーを削除する手順について説明します。
1. ワークスペースメンバーを削除する
ワークスペースの画面でメンバーの設定アイコンをクリックし、「メンバーを削除」ボタンをクリックします。
ワークスペースメンバーの一覧が表示されるので、削除するワークスペースメンバーを選択します。「メンバーを削除」ボタンをクリックすると、選択したメンバーがワークスペースメンバーから削除されます。
削除されたメンバーはそのワークスペースにアクセスできなくなります。削除される前に作成したビューモデルやノード、コメント等が自動で削除されることはありません。間違えて削除してしまった場合は、再度ワークスペースへの追加を行ってください。
2. グループメンバーを削除する
グループの画面で「グループ管理画面」をクリックします。
グループ管理画面でメンバータブが選択状態になっていることを確認して、グループメンバーの右側に表示されている「⋯」を選択し、「グループから削除」をクリックします。
「選択したメンバーを削除」ボタンをクリックするとポップアップが表示され、
ポップアップで「OK」をクリックすると、選択したメンバーがグループメンバーから削除されます。
削除されたメンバーは、参加していたすべてのワークスペースからも削除され、グループにアクセスできなくなります。間違えて削除してしまった場合は、再度グループへの招待を行ってください。
外部の人に共有する
Balusを利用していない人と情報共有したり共同作業したりするための手順について説明します。
1. ビューモデルを共有する
ワークスペースの画面で共有設定の設定アイコンをクリックして、「ビューモデルのURL共有機能を利用する」にチェックを入れて保存します。
この機能を有効にすると、ワークスペース内のすべてのビューモデルでURL共有機能を設定できるようになります。ビューモデルを共有するためにはそれぞれのビューモデルごとにURL共有機能を設定する必要があります。
実際にビューモデルのURL共有機能を有効にします。共有するビューモデルの「編集」ボタンをクリックします。
共有設定を選択して保存すると、ビューモデルにアクセスしたユーザに対する権限が設定されます。設定できる権限は下記の通りです。
- なし:ビューモデルにアクセスできません(ビューモデルは共有されません)
- 閲覧のみ:ビューモデルにアクセスしたユーザはビューモデルを閲覧のみできます
- 変更可能:ビューモデルにアクセスしたユーザはビューモデルを編集できます
この設定は開いているビューモデルからでもできます。ビューモデルのメニューの「•••」ボタンをクリックして、表示されるメニューから「設定」を選択します。
ビューモデルの設定画面が表示されます。共有設定で公開範囲を指定して保存すると、共有が有効になります。共有設定したギューモデルの共有を無効にしたい場合は、「なし | None」を選択して保存すれば無効になります。
2.ワークスペースを公開する
詳細はこちらの記事をご確認ください。
https://balus-help.levii.co.jp/hc/ja/articles/12585728620057
ゲストユーザについて
ゲストユーザを利用することで、外部の人であってもセキュリティ的に安心してコラボレーションすることができます。
(コラボレーションとセキュリティについての考え方については、こちらの記事 を参照ください。)
ゲストユーザの概要
- Balusのグループに対して1ライセンスあたり1ゲストユーザまで無料で追加することができます。
- ゲストユーザは、通常のグループメンバー(グループの管理者またはメンバー)と比べて、できることが大きく制限されます。
ゲストユーザができること/できないこと
- ゲストユーザは、グループ内で1つのワークスペースにしか参加できません。また、グループ内公開ワークスペースに設定されたワークスペースであっても、明示的に追加しない限りはアクセスすることはできません。
- ワークスペースの管理者には設定できません。一方で、ワークスペースの編集者・閲覧者として作業する分には、特に制限はありません。
- サイドバーとサイドバーに関連する機能(検索やブックマーク等)は利用することができません。
ゲストユーザの設定方法
- ゲストユーザを招待する
- 管理者ユーザでログインし、グループ画面で「グループ管理画面」をクリックします。
- グループ管理画面で「招待」をクリックし、招待画面を表示します。
- 招待タブが選択状態になっていることを確認して、送付先をクリックします。送付先に招待するメンバーのメールアドレスを入力して、付与するグループのロール「ゲスト」を選択します。送付先には一度に複数のメールアドレスを入力することもできますが、ライセンス数以上のゲストユーザを招待することは出来ません。必要に応じてメッセージを入力してください。
- ゲストユーザを追加するワークスペースとワークスペース内のロールを選択してください。また、ゲストユーザは、グループ内で1つのワークスペースにしか参加できません。
※ゲストユーザは「管理者」に設定することができません。
- 「招待を送信する」ボタンをクリックすると、送付先に入力したメールアドレス宛に招待URLが記載された招待メールが送信されます。
招待メールは balus-support@levii.co.jp から届きます。招待の有効期限は7日間です。有効期限が切れてしまった場合は再度招待ください。
- ゲストユーザをワークスペースに追加する
- ワークスペースメンバーはグループメンバーから追加できます。ワークスペースに新規メンバーを追加したい場合は、まずはグループメンバーに招待する必要があり、ワークスペースに直接招待することはできません。ワークスペースの画面でメンバーの設定アイコンをクリックし、「メンバーを追加」ボタンをクリックします。
- グループメンバーの一覧が表示されるので、ワークスペースに追加したいゲストユーザと、ワークスペース内のロールを選択します。また、ゲストユーザは、グループ内で1つのワークスペースにしか参加できません。
※ゲストユーザは「管理者」に設定することができません。
- 「追加」ボタンをクリックすると、選択したゲストユーザが選択したワークスペースロールでワークスペースメンバーとして追加されます。
※すでに他ワークスペースに参加しているゲストユーザはグループメンバー一覧に表示されません。
メンバーへの案内
KATA MAP
Balusユーザーが作成した、公開・利用可能なテンプレート集になります。事例紹介やその解説も合わせて記載しています。また、より良くBalusを利用いただくためのエッセンスとしてレヴィが提唱する未来型システム思考について学ぶためのコンテンツも無料でご利用可能です。
イベント
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また、個別グループ単位での開催も行っておりますので、その際は弊社担当者宛、またはヘルプセンターお問い合わせよりご連絡ください。