グループのメンバーは誰でもアクセスできる「グループ内公開ワークスペース」が利用できるようになります。この記事では、グループ内公開ワークスペースの概要と、従来のワークスペースとの使い分けについてご紹介します。
Balusにおけるワークスペース
Balusでは、ワークスペースは「コラボレーションの場」という位置付けです。チームやプロジェクト別にワークスペースを作成すれば、必要なメンバーと情報=ビューモデルが整理されてわかりやすくなります。
情報セキュリティの視点から考えると、ワークスペースに誰がどのような権限でアクセスできるかが1つのポイントになります。Balusは、経営会議や部署をまたいだプロジェクト、協力会社との共同開発など、さまざまなコラボレーションに柔軟に対応できるように開発しています。今回ご紹介するグループ内公開ワークスペースはその一環で、グループ内で透明性があるコラボレーションを実現するための機能になります。
グループ内公開ワークスペースの概要
グループ内公開ワークスペースは、グループのメンバーは誰でもアクセスできるワークスペースです。後からグループに参加したユーザであっても、ワークスペースに設定することなく誰でもアクセスできます。その際にどのような権限でアクセスできるかはワークスペースごとに設定でき、また、後からメンバーごとの権限を変えることもできます。
従来のワークスペースは「プライベートワークスペース」という名前になります。そのままご利用いただく場合は、特に設定の変更等は必要ありません。
グループ内公開ワークスペースやプライベートワークスペースは、グループのメンバーに対する公開範囲を指定するものです。グループの外の人がワークスペースやワークスペース内のビューモデルにアクセスできるかどうかは、これまで通りワークスペースの公開設定やビューモデルの公開設定の状態によります。
ワークスペースの使い分け
グループ内公開ワークスペースとプライベートワークスペースについて、それぞれこんな場合に使えるという例をご紹介します。
グループ内公開ワークスペース
- 組織の目標の共有とフィードバック
- 組織全体でのミーティングやふりかえり
- プロジェクトの状況を可視化して他の関係者を巻き込みやすくする
プライベートワークスペース
- 経営方針や特許、給与等の重要な情報を取り扱う
- 広く他のメンバーを巻き込む必要がないプロジェクト
- 1on1ミーティング等の個人とのやりとり
操作方法
グループ内公開ワークスペースを作成する
新規ワークスペースを作成時に、プライベートワークスペースとグループ内公開ワークスペースのいずれかに設定できます。
- グループ画面で「+新規ワークスペース」ボタンをクリックします。
- グループ内公開ワークスペースを選択して権限を選択し(※)、「保存」ボタンをクリックすると、グループ内公開ワークスペースが作成されます。
※ グループのメンバーは、ここで選択した権限でワークスペースにアクセスできるようになります。メンバーごとの権限は、ワークスペースのメンバー設定から確認・変更できます。 |
ワークスペースを変換する
後から変更する必要が生じた場合は、ワークスペースをプライベートワークスペースまたはグループ内公開ワークスペースに変換することができます。
- ワークスペース画面の公開設定の右側のギアアイコンをクリックします。
- プライベートワークスペースまたはグループ内公開ワークスペースを選択して、「保存」ボタンをクリックします。
※ ワークスペースを変換した際にアクセスできるメンバーについては、画面に表示されるメッセージ、または、ワークスペースのメンバー設定をご確認ください。 |